ドイツ出身の写真家ユルゲン・テラーの最初期の写真集。
1990年代初頭から『i-D』『The Face』『Vogue』などのファッション誌で活躍し、それまでのファッション写真に多く見られた、理想化された身体や完璧に作り込まれたイメージを崩すような写真で注目を集めました。
強いフラッシュ、無造作な構図、日常的な場所、モデルの疲れや不機嫌さまで写し込むその写真には、洗練された広告写真とは異なる、生々しさと親密さがあります。一見するとラフで私的なスナップのようでありながら、その不完全さや違和感自体が独特のスタイルとして成立しています。
ファッションと私生活、商業写真と個人的な記録、美しさと醜さの境界を曖昧にしながら、90年代以降のファッション写真のあり方を大きく変えた写真家の初期を知ることのできる一冊です。
[condition] Used 経年並み
[Artist] Juergen Teller
[Publisher] Taschen
[size] 255mm x 215mm 216p
[Published] 1996
[ISBN]9783822883105