18世紀後半のアメリカで発展したキリスト教共同体「シェーカー」。その家具や建築、生活道具は、装飾を抑えた簡潔な造形と高い機能性によって、後のモダンデザインにも大きな影響を与えました。
本書は、Vitra Design Museumで開催された展覧会「The Shakers: A World in the Making」に伴い刊行された一冊です。
椅子やテーブル、収納家具、箱、道具、建築などを豊富な図版で紹介しながら、シェーカーのデザインを単なる美しいスタイルとしてではなく、共同生活、労働、信仰、平等、節制といった彼らの思想や生活のあり方から生まれたものとして捉え直しています。
必要なものを、必要な形で、丁寧につくる。その結果として生まれた簡素で合理的な造形には、現在のミニマリズムや機能主義にも通じる静かな美しさがあります。
また、歴史的資料だけでなく、現代のアーティストやデザイナーによる作品や論考も収録。シェーカーのものづくりや共同体の思想を、現代のデザインや暮らしへとつなげて考える構成になっています。
[Condition] New
[Publisher] Vitra Design Museum
[Published] 2025
[Size] 約220 × 280 mm 284p
[ISBN] 978-3-945852-66-8