日系アメリカ人彫刻家のルース・アサワ(Ruth Asawa)による作品集。
1926年日系移民の娘として生まれ、ブラックマウンテンカレッジで学びました。
金属ワイヤーを編み込んだ、有機的な彫刻作品を数多く制作ししました。
クラフトとアートを繋ぎ、コミュニティやジェンダーの視点から近年再評価が高まっています。
本書は、2025年4月から9月にかけて「サンフランシスコ近代美術館(SFMOMA)」で開催の展覧会に伴い刊行されました。
1920年代から2013年までの多岐にわたる活動を網羅した作品集です。
同展は、「ニューヨーク近代美術館(MoMA)」(2025年10月~2026年2月)、スペインの「ビルバオ・グッゲンハイム美術館(Guggenheim Museum Bilbao)」(2026年3月~9月)、スイスの「バイエラー財団美術館(Fondation Beyeler)」(2026年10月~2027年1月)に巡回します。
彼女は、曲線的なループ状のワイヤースカルプチャーで最もよく知られており、日用品の素材を用いて1940年代から60年以上にわたって作品を制作しました。
この豊富な図版を含む書籍は、抽象的なワイヤースカルプチャーから、陶器や鋳造、折り紙、絵画、ドローイング、版画に至るまで、多彩な作品を紹介しています。
エッセイやその他の記述では、アサワと彼女の作品を、現代の抽象彫刻の文脈、また彼女のアジア系アメリカ人としてのアイデンティティや、第二次世界大戦中に家族と共に収容所に入れられた日本系アメリカ人としての個人的な歴史と関連付けて考察しています。
また、アサワとヨゼフ・アルバース、イモージェン・カニンガム、R・バックミンスター・フラーなどの重要な芸術家とのつながりと、長きにわたり維持された関係性についても明らかにしています。
[Condition] New 新刊
[Artist] Ruth Asawa
[Publisher] YALE UNIVERSITY PRES
[size] 244 x 330 mm336 pages Hardcover
[Published] 2025年
ISBN: 9780300278859